黒歴史?

日テレの朝のワイドショーでサンリオ映画の特集をやっていました。キティちゃんのシリーズから始まり、『キタキツネ物語』や『おしん』、米国アカデミー賞受賞〔ドキュメンタリー部門〕の『愛のファミリー』まで紹介するという流れの中で、なぜか、『くるみ割り人形』『星のオルフェウス』『シリウスの伝説』などのサンリオが一番劇場映画に積極的に参入していた時期のアニメが紹介されていませんでした。うーん、なぜだろう。やはり、これらの作品が積み重なって赤字てんこ盛りで劇場映画から撤退したからかな。黒歴史なのだろうか。『シリウスの伝説』は、すぎやまこういちが『伝説巨神イデオン』の音楽を担当した時期に書いた音楽が素晴らしく、アニメ自体の一本調子のディズニー調の退屈さを差し引いても、なかなか感動的な作品なのだけどなぁ。
とにもかくにも、サンリオは、『ねずみ物語 〜ジョージとジェラルドの冒険〜』で16年ぶりに劇場映画を制作だそうですね。さて、いかがかな。

これを機会に、サンリオ幻のオリジナルテレビアニメ『夢の星のボタンノーズ』も再放送してくれないものか。なかなかシュールな作品で面白かったのですが。特に前半。こちらも黒歴史かな。