俯瞰・365日空の旅・いつか住みたいところ

今日、買った本。

「新365日空の旅(PIE BOOKS)」

日替わりで、空から見た地球上のいろいろな風景を写した写真を並べ、短くコメントが付いた本である。
私は、俯瞰が好きだ。
絵で描くのも好きだし、見るのも好き。
この写真集は、本屋で偶然見かけて買った物だが、「新」というからには「旧」があるのだろうか。あったら、そちらも欲しいものである。
写真がとても美しく、単に名所旧跡ではなく、いろいろな人の営みを空から映し出している。
難点と言えば、副題の「かけがえのない地球」というところでわかるように、いささか、「環境問題」や「貧困問題」に関しての警鐘的なコメントや選択が強すぎるところ。元々、海外の本のようだが、同じ問題提起でも、もう少し控えめな感じの方が、このような本ではいいのだがと思うのは、日本人的発想だろうか。
しかし、そのような色はあっても、いろいろと想像が広がる素敵な本である。

俯瞰好きは、昔からのようで、小学一年生の時に描いた絵が、そもそも俯瞰であった。
アップでなく俯瞰で全景を描く小学一年生というのも、今から考えるとよっぽどと思うが、今でもそのままで、空撮映像や写真が非常に好きである。

以前、仕事先のマンションから東京の夜景を見たことがある。
30階以上のそこから見た風景はこの世のものとも思えぬ風景であった。例えば、映画「銀河鉄道999」の地球でメーテルと鉄郎が泊まっていたホテルからの映像がイメージ近いか。
あのようなところに住むというのは、望みとして、ある。