広島の新名所
広島の原爆ドーム(高さ25メートル)から100メートル隣りのところに、高さ45メートルのマンション(建築主・三井不動産)が建設中。問題になっている。
世界遺産登録抹消の可能性もあるとのこと。
建設差し止め高さ制限を求めて、署名運動が行われているが、もうほとんど完成している同マンションの差し止めはむずかしいようすである。
そこで、提案。
世界遺産の原爆ドームの関連施設として、そのマンションも登録するのである。
そして、被爆から60年以上経つと、その体験を語り継いでいこうという意識がいかに薄れていくかというその象徴にし、広島原爆死没者追悼平和祈念館や平和祈念公園などと並んで、ヒロシマを訪れた人が見学に行く観光地にするのである。修学旅行の訪問先にもし、もちろん、マンションの住民(51戸)の声を聞くイベントも欠かせない(三井不動産も観光コースに入れたいね)。
名前は何がいいかな。広島忘却マンション?
修学旅行のスケジュールとしては、
広島原爆死没者追悼平和祈念館及び平和祈念公園→原爆ドーム→広島忘却マンション(「やはり、60年以上前のことなんて、どうでもいいって感じですか?」と学生らしい丁寧丁重なインタビュー付き)
かな。
バッシングを受けている広島市も新しい観光コースができるし、マンション住人も世界遺産に連なる建物の住人となり毎日マイクを向けられ注目の的。
ということで、めでたしめでたし。