フェデラー・鮎の塩焼き・テニスファン

シーズンで鮎が結構売っているのだが、まだ高い。養殖でも。
久々安いの(半額)があったので、買って、今夜の遅い遅い夕食のおかずにすることに。
で、帰ったら、丁度、ウィンブルドンの男子決勝が始まっていた。
今回のウィンブルドンは男子も女子もわりと忙しい時期にもかかわらず、ずっと観ていた。
特にフェデラーの試合はほとんど観ていたので、決勝が観れるのはうれしい。
さて、観ながら、思った。
とにかく、終わってから、鮎を焼こうと。
ところが、セットカウント2−2までもつれ込み。ファイナルセットに。
そして、ファイナル。
ファイナルはタイブレイクがないので、2セット差をつけるまで延々と続く。
そして、本当に延々と続いてしまう。
すごい試合だった。
フェデラーロディックもサービスキープを続け、ブレイクされない。
こうなるとなおさら、魚は焼けない。
ずっと、テレビに貼りつく。
やっと、勝負がついたのが、第30ゲーム。16−14でフェデラーの優勝。
歴史に残る名勝負であった。

それにしても、今回、思ったのだが・・・というか、今頃、気づくのかいという感じだが、私は、テニスのファンらしい。
コナーズやマッケンローやボルグやナブラチロアやグラフの頃から観、マッケンローが審判にくってかかった試合や、アガシが鮮烈なデビューをした時や、伊達公子の全盛期なども、ずっと観ている。だったら、テニスのファンで追っかけているようなものなのだが、本人にその意識がなく、単に好きでずっと観ていただけだった。
ずっと、長い歴史を追って観ているということだと、他のどんなスポーツよりも好きだったのだろうが、自覚がなかったのが、面白い。

さて、長い試合が終わり、鮎を塩焼きにして食べた。
久々なので美味しかった。量が少ないので、いつか腹一杯食べたいものだが、これぐらいがいいのかもしれない。