京葉線・監禁・懲役7年

京葉線が電源トラブルで止まった。
今も、トラブルは続いているそうである(今、午後9時再開したそうである)。
私も似たようなトラブルで電車が閉じこめられたのに巻き込まれたことがある。
自分の場合は30分ぐらいでたいしたことなかった(偶然急ぎじゃなかった)が、今回は30度を超える中、冷房の止まった車内に。1時間以上閉じこめられている。
とんでもない話である。

刑法220条によると、不法に人を逮捕し、または監禁する行為、つまり監禁罪のが犯罪の量刑は3月以上7年以下の懲役だそうである。では、どうであろうか。
今回の監禁者であるJR東日本の職員みんなを3ヶ月以上、冷房のない真夏の牢獄に収監するというのは。
最高責任者を7年でもいいが。
冗談で言っているのではない。マジに、皆で訴えるといいと思うのだ。

トラブルは仕方がないだろうと思う人がいるかもしれないが、私はそうは思わない。
トラブルが起きた時に、まず行わなければいけないのは、閉じこめられている人々の解放である。極端なこと言えば、運行ダイヤの正常化は副次的なものである。大事なことは、「人を監禁しない」ということで、JR、私鉄とも、非常に安易に人を監禁しすぎる。

レールがあるのである。
電源トラブルがあれば、電源が必要のない車両、例えばディーゼル車などをある一定区間内で確保していればいい。そうでなくても、何かしら、停止車両に辿り着く方法はあるであろう。
また、安全に誘導できれば、まずは、車両からの解放が最優先事項である。

まちがっている。
1時間、人の自由を奪い、ある一定区間内に閉じこめるということは。
こういうトラブルが多発して、それに対していつものことと報道しているマスコミもどうかしているし、また、関係者が謝罪もしくは辞任しないということも、どうかしていると思う。

(ちなみに、おそらく今日のような状況の時に乗り合わせたら、私は、乗客を煽動して、皆で、ドアを開けて外に出たと思う。そうするのが当たり前だと思うので)