怒濤のヒカルの碁・あと2日・さてさて

執筆しながら「ヒカルの碁」を見続け、ほぼ5日で全部見終わる。
全75話をこれだけ短期間でというのは、初めてである。
その時間、ずっと描いているわけで、このように観ながら執筆というのは非常に効率がいい。
ヒカルの碁」限定であるが。
この作品を観ていると、こちらはこちらでしっかり頑張らないとという思いが強くなり、頑張れるのである。神の一手を目指すために。
今回、通しで観たのが、5回目。
次の作品を描いている時にまた観るというわけにもいかない。
さすがに、連続では観れないので。
今度、通しで観ながら執筆をするのはいつのことだろう。
次の漫画を描く時には、何をながらで・・・と思うが、なかなかそのような作品はなく、むずかしい。
あと2日。
主線はほぼ入った。
あとは、仕上げだ。

ヒカルの碁・BOX着弾・想像すること

TVアニメ「ヒカルの碁」は、大好きなアニメで、全75話をこれまで4度観ました。
観ていると非常に前向きな元気をいただくアニメで、他のアニメとちょっと違う位置が自分にはあります。
ですから、DVDBOXが出ると聞き、これは何としても購入せねばと予約。
本日、着弾しました。
これまで、多くのアニメのBOXを購入しましたが、何せお高いBOXですので、なかなか新品では買えませんでした。新品でのアニメBOXの購入は、もしかしたらこれが初めてかもしれません。

さて、その商品ですが・・・BOXがひどいです。

まさに、「箱」に入っているのですが、その箱が安っぽい。
金地など入れていますが、金と赤の二色をクリーム色の地色にプリントというシンプルなものなので、豪華と言うよりもチープ。
蓋を開けると、悪名高き蛇腹式のケースにDVDが収まっています。この手のケースにありがちなのですが、商品を開けるとDVDがはずれて落ちていました。返品するのは面倒なのでしませんが、最初からはずれているのは初めてです。
DVDは、その蛇腹式ケースの中に上下二段に収められています。問題なのは、その横に購入特典の扇子が収められているため、扇子を出したらスカスカの空間が出来てしまうということです。このような使用も出来るような購入特典の場合、別封が望ましいのではないかと思います。
このBOXの問題点は、箱がデザイン悪く、かつ大きくて、他のDVDと一緒に置けず(平置きなので)、と言って、箱から出してDVDのみを収納するということは、蛇腹式でかつその蛇腹を封じる箱もなく背に文字も書いていないため、不可能だと言うことです。
できれば、購入者に別にBOX(中身の蛇腹を収めて書棚などに収納できるケース)を送って欲しいぐらいです。

このような商品になってしまったのは、想像力の欠如によるものです。
つまり、購入者が実際に商品をどのように使うかということを、製作者が想像していなかったということです。外見は玉手箱です。この玉手箱みたいな箱は、どこに置けばいいのでしょう。他のDVDとは一緒には置けません。
想像力が欠如した人というのは少なからずいると思います。それに関してとやかくは言いませんが、できればこのような商品を作るところにはいてほしくないと思います。

原稿執筆中・執筆スケジュール・「うみのと第8話」

現在、原稿執筆中です。
火曜日から始めて・・・というか、昨日からか。
現在、7ページ目。
すごいスピードだ。
そんな状況だと仕事が空いてるのかと言えば、ぜんぜんで、毎日昼過ぎから夜遅くまで仕事です。
うーん・・・
休みないし。
で、現在描いている原稿終わったら、このあと、11月15日のコミティアだ。
「うみのと」の第8話。
ネームで悪戦苦闘中。
間に合うのか?
そして、それが終わったら、そのあと1月15日まで締め切りの漫画を描く予定。
こちらは、30ページ。
毎年の事ながら、原稿に追われて年を越しそうです。

俯瞰・365日空の旅・いつか住みたいところ

今日、買った本。

「新365日空の旅(PIE BOOKS)」

日替わりで、空から見た地球上のいろいろな風景を写した写真を並べ、短くコメントが付いた本である。
私は、俯瞰が好きだ。
絵で描くのも好きだし、見るのも好き。
この写真集は、本屋で偶然見かけて買った物だが、「新」というからには「旧」があるのだろうか。あったら、そちらも欲しいものである。
写真がとても美しく、単に名所旧跡ではなく、いろいろな人の営みを空から映し出している。
難点と言えば、副題の「かけがえのない地球」というところでわかるように、いささか、「環境問題」や「貧困問題」に関しての警鐘的なコメントや選択が強すぎるところ。元々、海外の本のようだが、同じ問題提起でも、もう少し控えめな感じの方が、このような本ではいいのだがと思うのは、日本人的発想だろうか。
しかし、そのような色はあっても、いろいろと想像が広がる素敵な本である。

俯瞰好きは、昔からのようで、小学一年生の時に描いた絵が、そもそも俯瞰であった。
アップでなく俯瞰で全景を描く小学一年生というのも、今から考えるとよっぽどと思うが、今でもそのままで、空撮映像や写真が非常に好きである。

以前、仕事先のマンションから東京の夜景を見たことがある。
30階以上のそこから見た風景はこの世のものとも思えぬ風景であった。例えば、映画「銀河鉄道999」の地球でメーテルと鉄郎が泊まっていたホテルからの映像がイメージ近いか。
あのようなところに住むというのは、望みとして、ある。

ハウス食品は売り・本の増殖・部屋のカオス

自分は株はやっていないが、もしやっていたら思うのが、「ハウス食品は売り」ということである。売りって言ったって、どのタイミングというのかぜんぜんわからないが、とりあえず、売り。
深夜にテレビを見ている人の多くが気づいていると思うが、ハウス食品のCMの入れ方はひどい。例えば、先日、「LOST」を見ていたら、番組の間に、ハウス食品のCM四本が三回入っていた。一回の間にである。それ以外に他のスポンサーのCMも入っているのだから、尋常なCM量ではなく、こんなひどい扱いで番組放送しているんだから、つくづく地上波ってもう終わりだなぁ(ちなみに、その時はTBS)と思うが、そのCM量以上に狂っているのが、ハウス食品のリフレイン。
前にも、何度か、ハウス食品のCMの繰り返しはどうかしていると思った。今回の場合、四本の繰り返しだったが、二本を交互に5回繰り返したのを見たことがあった。ほとんど、放送事故である。
そのあとちょっと調べたら、ハウス食品は、厳密な契約ではなく、空いた枠で自社のCMを流すというタイプの緩い契約をしているそうである。局としては、放送したいタイミングで処理するようにばんばん流すのであろう。効果のことなど考えずに。楽なものである。
しかし、そのような契約で、自分の所のCMをどのような効果を視聴者に与えているかとか番組のつながりもろもろのことなど考えずに放送させ、それに高いCM料を払っているようなどんぶり勘定の会社の経営の中身は容易に想像が出来る。そんな会社は、そのうちに致命的な失策を犯すにちがいない。食品会社だし。
だから、「売り」だと思うのである。

ところで、最近、本の増殖が激しい。激しいのは、ヤフオクで大判の全集物を落としたからである。
一つは、本の友社の「エロティックアートギャラリー」全14巻。西洋の春画を歴史的に辿っていくものである。前から、そのようなものがあれば欲しかったので、とてもうれしい。揃いで9000円。
もう一つは、平凡社の「名作挿絵全集」。こちらは数冊持っていて、残りもいつか欲しいと思っていたもの。揃いで12000円であった。
どちらも、この値段で落とせるとは思っていなくって駄目元でと思って入札していたが、落札できてしまった。うれしい。

うれしいのはさておき、いくら片付けてもこのように本が増えると、部屋のカオス状態は進むばかりである。うーん・・・困ったものだ

本鉢・新美南吉・百姓の足坊さんの足

テレビ東京の23時からの番組「ワールドビジネスサテライト」の人気コーナー「トレたま」で、「本鉢」というのを紹介してた。
それは、古本に四角い穴を穿ち、そこに土を入れて植木鉢にするというものである。
番組の中で、「本に穴を開けるということに抵抗のある方もいると思いますが」
と言っていた。私も抵抗のある1人である。
本というのは、物体である。
購入したそれは商品で、いらなくなったらゴミでしかない。
しかし、本を粗末にしてはいけないという気持ちは、他の物品以上に強い。
そこには、人の思いが詰まっている。
もちろん、全ての商品に人の思いは詰まっているのだが、本というのは特別だと思う。
限りある命を生きることを自覚した人間が、永遠を夢見た姿。それが、書物と言えようか。
一冊一冊が、故に、人の魂と言える。
もちろん、自分も、本を疎略に扱うことはある。
というか、本の山の中で生息する身としては、それらの本に対する邪険な扱い方は、人の平均以下かもしれない。しかし、本が特別だという思いはある。
例えば、本を踏むという行為にはためらいがある。
この辺、お米に関する感情と似ているかもしれない。
新美南吉の小説に「百姓の足坊さんの足」というものがある。
ネタばれなので最後まで書けないが、この二人の足を分けるのは、お布施でもらったお米を踏むという行為を行った百姓と坊さんの、そのことへの思いの差であった。
(学校の道徳の時間でこの本を扱ったら、なかなかいろんな意見が出て面白いかもしれない。新美南吉の児童文学はそういうものが多い)
食べ物を残してはいけない。
本を粗略に扱ってはいけない。
そのような考え方の背後にあるものは、大きい。
番組の中で商品紹介の後、女子アナが、「おしゃれですね」と言っていた。
平気でこのような言葉を吐ける人間を、私は、好きではない。

故障した洗濯機・新品購入?・価格ドットコム

珍しく平日休み。
たまっていた洗濯をまとめてすることに。
と、洗濯が終わった時間に見てみると、洗濯物がぐちゅぐちゅである。
あれ?
そう言えば、先日、洗濯機を使った時も、脱水したと思えない濡れ方だった。
その時は、こんなものかなと思ってそのまま干したのだが、続けてとなると、これは変だ。
もしやと思って、脱水だけをかけるようボタンを押してみると、何かひっかかったような音がして、動かない。何度やってもダメで、しまいには、エラー音が。
こ・・・壊れた。
思えば、この洗濯機との付き合いは長い。
20年近くになろうか。
ここに越してきて以来の付き合いである。
その時に、そもそも、中古で購入した。
前のユーザーからと考えると30年ぐらい使われていたことになるかもしれない。
思えば、よくもったと思う。
仕方がないので、洗濯機の購入を考える。
新品?中古?
せっかくだから、新品にするかな。
部屋干しをいつもしているのだから、今度は、乾燥機付きというのもいいな。
価格ドットコムを調べてみる。
洗濯乾燥機。
音が静かでコンパクトなものがいいな。
夢が広がる(笑)。
と、洗濯の途中なので、とりあえず、脱水できなくてもいいから、残りも洗濯しちゃおう。
残りを洗濯機に放り込み、新しい洗濯機を物色し始める。
三洋のASW-700SBというのが、音が静かで評判もなかなかいいな。それなりに高いけど。
と、洗濯終わりのブザーが。
これが最後のおつとめかな。
洗濯物を取り出してみると、あれ?・・・脱水できている。
そこで、わかった。
そうか・・・もう歳なんだ。
今までみたいに、いっぱいいっぱいの洗濯物だと、もうまわせなくなったのか・・・
どうやら、ロートルですが、彼はまだ現役だったようです。
もうちょっと、付き合ってみるかな。
ほっとしたような、残念なような。